すぐに会社を辞め、転職する若者が多かった転職ブームの時代から、転職についての考え方は大きく変わり、転職によるキャリアアップではなくキャリアクライシスに直面している方が大勢います。

2017年09月の記事一覧

家庭円満の演技で転職を成功させる

ある女性が夫との離婚を視野に転職活動をすることにしました。
それまでも彼女は共働きで子供を保育園に預けながら仕事をしてきましたが、夫がよそで浮気していることが発覚し、離婚を決意しました。
彼女は、離婚するために、今より収入の多い仕事に転職したいと思い、必死になって次の仕事を探しました。転職するまでは、離婚はできないと思ったためです。さらに、子供を守らなくてはいけないという母性からくるものでした。
しかし、転職するにあたり、夫婦関係が良好でないという点はマイナスポイントになると思った彼女は、面接時、円満な夫婦生活であると演技をしてうまく転職にこぎつけました。
本心としては、これから子供を抱えて母子家庭で家計を支えていかないといけないという追い詰められた状態で、精神状態は決して良好とは言えない状態でしたが、すべては面接に受かるために、明るい家庭であることを演じ、見事面接に合格しました。
とにかく、面接を突破しないことには、入社できないということを十分理解しているからできたことでしょう。
確かに、面接時に自分の現在の状況を正直に話すこともよいことかもしれませんが、それを聞いて相手がどう思うかは予想ができません。面接の時に大事なことは、相手にどう思わせるかということです。自分の現状をただ聞いてもらうだけでは、ダメなのです。
そこにはもしかしたら、現実と違う演技の部分もあるかもしれません。しかし、その演技力こそ、大事な社会人としての応用力なのです。社会で生きていれば、本音と建て前というのはどうしても使い分けなければいけない場合があります。
それをきちんと理解して必要な時にはそれなりの演技ができる大人のスキルも必要となってきます。

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